創価大学にて

所用のため八王子にでむいた。

9月最初の週末ということで、いろいろ催し物が多いようである。朝食バイキングはほとんど外国であった。

駅から直行バスで20分弱、典型的な郊外キャンパスである。

かなり長いトンネルをぬけて、戸建て団地をみやり、正門にいたる。そこから歩いて坂を登る。緑の多いのが印象的である。キャンパス創設は1970年代ということで、さもありなん。古い校舎は中層がおおいが、最近の建物は高層が多い。なにもここまで、とも思うが、大学経営がうまくいっているということか、ご同慶の至りである。

大学の特性から、古代神殿風のファサードのものがいくつかある。なにもそこまでとも思うが、その神殿的造形にも強弱があり、ひそかな秩序があることがわかる。記念講堂のようなものははっきり神殿であり、学生のための福利厚生施設のようなものは、そうではない。

郊外キャンパスはすでに時代遅れではあるが、これからはどうすればよいであろうか。オールインワンのミニ都市として運営すればなんとかなるかもしれないが、そもそもコンセプトのない事例も他ではみかける。

八王子は何十年ぶりであろうか。都市計画としては、人口増加が予想をはるかに上まわったようなつくりである。

このあとは東海大学である。