2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

50年たち三島由紀夫の虚無について

ひさしぶりに都心に出向いた。世情ゆえに電車はすいており、着座しての読書時間を得た。大澤真幸『三島由紀夫 ふたつの謎』2018、kindle版を読んだ。 かなり入念に論理構築された書である。組み立てもすぎると躍動感がかえってなくなるが、本書は最後まで飽…