2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

テッサロニキの回想と憂愁、あるいは研究者意識の世界性とか

ギリシアの都市テッサロニキは、たぶん1984年訪問。なんと36年もまえの話になってしまった。 とりたてて興味があったのではない。パリに留学したとき、フランス国内はいつでも見学できるから、とりあえず、優雅に鉄道で最遠のイスタンブールでも行こうと考え…

原論的な設計教育(5)パラダイムチェンジは可能か

自己レビューはこれが最終回です。 ---●再録(『建築雑誌』2019年7月号より):【5】パラダイムチェンジは可能か 設計教育がいかにパラダイムチェンジされてきたかはアメリカをみればよい。フランス的ボザール教育、モダン建築の機能主義教育、反近代的なバ…