2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

atプラス 01から06まで

06号は送っていただいたのだが、バックナンバーも面白そうだったので、01から05号も注文した。というか浮世離れしていてこの雑誌のことをあまり認識していなかったぼくが無知なだけであった。 というわけで雪が降っている休日の午後、パラパラめくって…

ショワジー『建築史』

原著は1899年出版。桐敷真次郎先生の翻訳である。中央公論美術出版から。 建築史学にとっても、近代建築史にとっても、不可欠の著作である。ただほとんどの建築関係者(ぼくもそうなのだが)はバンハム『第一機械時代の理論とデザイン』をとおしてはじめて知…

スーパーにて

彼が早朝スーパーに買い物にゆくということは、とても珍しいことであったが、ともかくもその日の7時、そこにいった。しかも昼食の弁当のためであった。なぜなら彼は一日中自宅にこもって仕事をするつもりであったので、朝の散歩と買い物を同時に効率よく済…

山本理顕『建築空間の施設化』を読んでみる

ヴァーチャル初詣?も済ませたので、すこし硬派なこともしてみよう。昨年末『atプラス』6号が送られてきて、山本理顕さんの論文がなにか年越しの宿題のようなものになっていたので、すこし考えてみる。 この論文は思想の表明である。これまでも彼が主張して…

建築神社に初詣?

・・・ときどきかってにやってくる妄想。あまりためのんではいけないということで。 三田の建築会館ちかくには建築神社なんかあってもいいのでは? 神殿ではなく、神社である。なぜかというとギリシア風の神様はどうも人間たちのためというより、自分たちの…