マルセイユのユニテ・ダビタシオンで火災

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WEB版のルモンド紙やモニトゥール誌によると、現地2月9日午後に火災は発生したようである。(記事は2012年2月10日の11時16分のもの。)

1995年に文化遺産となったこの建物は2004年にもすでに火災を起こしているが、その時は2戸が被害を受けたようである。

今回はまず午後に火の手があがり、3戸が被害をうけ、いちど鎮火したが、21時頃ふたたび火事となり、焼失は8戸ということだが、複数階が火災にあい、煙による損害などをふくめて、規模はまだ確定していないようである。

新聞では事件の事実を淡々と伝えているが、専門誌では、出火源、断熱材、避難などの問題をチェックしていた。保存×近代建築×災害(火災)は重要な課題であるので、議論もされるようになるかもしれない。