2015-07-13から1日間の記事一覧

宗教建築研究の新しい可能性

工学部一号館というところで、専門が近い研究者数名で話し合った。具体的には、19世紀の宗教建築は、建設や管理運営の主体が宗教団体ではなく、国や自立的な世俗アソシエーションであることがおおく、そのことの歴史的な意味をさぐろうという主旨であった…

廃墟論

工学部一号館で建築史の話し合いがおわったあと、隣の教室で人文系の先生方が廃墟論を論じていたので、小一時間聞いてきた。80年代の廃墟論のレビューであった。 コメントを求められたが、もう年寄りなのだからどうしようかとすこし躊躇し、手短なコメント…