今日も36°だそうである。にもかかわらず、うちにいるときはエアコンをつけず、扇風機+ミネラルウォーターですごす。休日などは、5リットルくらい飲むかな。
若いころ、ルクソールあたりにいくために、タクシーをチャーターした。車にエアコンはないにもかかわらず、外気は灼熱地獄なので、窓を閉め切っている。タクシーから半径100メートルのそとは蜃気楼という神秘のなかをひたはしる。幻想的な光景であった。
アジャンタでは、水筒の水がお湯になってしまっていて、とほほであった。
4月のカルカッタでは、朝7時見学スタートなのに、10時頃には暑くて暑くてへろへろになり、ほうほうのていで宿にもどる。門番とは「暑いね」「ああ」と最上級のなげやりである。お湯のような水シャワーをあび、ベッドのうえで放心する。天井ファンからの暴風のような風が気持ちよかった。
録画していたル・コルビュジエのカバノンも、こういうときにみれば、雰囲気がでる。地中海沿岸の避暑地も、庶民的なところもあって、なかなかよかったことを思い出す。もういちどドライブすることなどあるのだろうか。
もっと暑くなったらエアコンつけよう。