2015-03-08から1日間の記事一覧

『豊饒の海』

ふと思うことがあって、三島由紀夫の遺作を数十年ぶりに読んでみた。 『豊饒の海』というストーリーは輪廻を枠組みとし、19年周期で、本多繁邦の19歳、38歳、57歳そして76歳を描いている。主人公は、死を見つめる。 「ふと」とは、金沢の近代日本建築展に…